結論を先に
インターネットで調べるとWineHQをつかえばできそうだという記事を見かけたが、2024年01月時点で試したところできなかった。WineHQをつかってRobloxStudioのインストーラを起動しても正常に終了しない。
そのため現時点ではKVMでWindowsをUbuntu上に作成し、そこでRobloxStudioを起動する方法しかない。
GPUパススルーを有効化しゲストVM上でWindowsインストール&グラフィックスドライバを適応すれば十分耐えられるパフォーマンスの開発環境を構築できる。
今回試したハードウェアスペック
- CPU Core-i6 6500-Ti
- NVIDIA GeForce 1050Ti (VRAM 4GB)
- Memory 16GB
注意点
GeForce Driverはいらない
UbuntuネイティブでGPUを使う場合にはGeForce Graphics Driverを有効化し、適切な解像度&ハードウェアアクセラレーションを有効にするが、KVMのゲスト側でGPUをつかい、ホスト側はパススルーするのでドライバーはインストールしない。
QEMU KVM + GPUパススール設定
WindowsをインストールするためにKVMのセットアップ。
ハードウェア構成によって設定内容がところどころ異なるので注意する。
Windowsにグラフィックスドライバのインストール
普通のWindowsのセットアップと同じように進めればOK。